キッティングをアウトソーシングする際のポイント

キッティングをアウトソーシングする際のポイント

IT・システム業界におけるキッティングとは、パソコン・スマホ・タブレット・ルーター・サーバーをはじめとして、各種デジタル機器・通信機器のアプリケーションやソフトウェアのインストールや事前設定などを行う作業全般です。
キッティングすることで、機器の導入時にユーザーがすぐに使える状態にします。

例えば、パソコンの初期セットアップを行う場合、OSアップデートなどにより1台だけでも数時間かかるケースがあります。
企業では、社員の入社時やパソコンの買い替えなどの際、複数台を一度に導入することが多いと考えられるため、自社で対応するとかなりの時間をキッティングに充てることとなります。
担当者の負担を軽減するため、初期セットアップ作業を外注化する企業も多く見られます。

一般的にキッティングサービスに含まれる内容は、端末の開梱、電源のチェック、周辺機器の接続、ネットワークの初期設定、動作確認、ラベル貼り付け・管理台帳への記録など、多岐に渡ります。

様々なキッティングサービス提供会社の中で、自社にあったサービスを選定するため、以下の6項目をチェックしてみましょう。

  1. 対応機器
  2. 委託会社ごとに対応OSや対応機器の範囲がことなります。パソコン・スマホに限定した企業から、POS・サイネージ・デジタル家電・オーディオなどの業務機器や特殊な機器へ対応する企業までさまざまです。

  3. 対応範囲
  4. 委託会社によっては取り付け取り外しと言った物理作業への対応可否、セキュリティソフトのインストールの可否など、対応している作業範囲に違いがあるため、事前に作業内容を確認しましょう。

  5. 台数と期間
  6. 保管可能なスペースの確保、対応できる台数や期間に違いがあるため事前に確認しましょう。
    納期が迫っている場合は、期日に合わせた納品に対応している企業を選びましょう。

  7. 作業場所
  8. 委託会社の倉庫内で作業を実施する場合、場所によって機器の入庫・出庫に必要な運送費用・配送費用が異なります。特にキッティング後の出荷先を意識した場所の確認をしましょう。
    委託先企業によっては自社内に訪問してキッティング作業を実施するオンサイトサービスを提供しています。

  9. セキュリティ対策
  10. 会社にとって重要な情報を扱う場合には、委託会社のセキュリティ対策を確認することが大切です。
    具体的には、セキュリティポリシーをチェックする、キッティング作業場のセキュリティ確認などが挙げられます。

  11. 料金
  12. 料金は企業によって異なるほか、台数によっても変わります。
    端末の数が少ない場合は、アウトソーシングすることでかえってコストがかかる可能性もあります。
    依頼したい台数を踏まえた上で料金を確認することが大切です。


サンクネットのキッティングサービスは、パソコン・スマホに限らず業務機器・サイネージ・デジタル家電・オーディオなどのメーカーや機種に関わらず、多岐にわたり対応しています。 小規模から大規模まで、ぜひ一度ご相談ください。

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